Silence

まるでベイルマン映画『沈黙』のテーマのような暮らしをしてますね、って言われた。この映画を観たことがないので調べてみた。

言語が通じない相手との意思疎通の大変さ以上に、言語が通じるもの同士間コミュニケーションが達成されない時の悲劇がテーマ、らしい。舞台は異国のホテル。ただ、まだ映画のように性欲に溺れてはいない。

コミュニケーション問題以外に今のわたしは、ビザやらアパートやらお金やら、けっこう大きいテーマがぶら下がってます。

 

 

 

La Strada

やっぱり片道40分じゃなくて1時間30分だった。しかも原付バイクでデコボコ道。

バイク怖くない?って言われ、怖くないよー、って言ったけど怖いに決まってるし車に乗りたいに決まってる。親切にしてくれるのでその思いは裏切らないようにこっちも演技をする。

どこ走ってんのかわからない誇りっぽい夜の田舎道。親切心はありがたい、お金がない、慕っていた日本人は目を合わせてくれない、いつ部屋に戻れるのかわからない。その他色々な感情が渦巻いて、ほんとに泣けてきた。泣いた。

あしたは嫌なことを忘れて頑張ろう。

Haha

今日の朝は曇りがちの空なので、lana del reyをかける。

一年中温暖な気候の国の影響なのか、基本こちらの国の人たちは明るい。けど十人十色なのでそうでない人もいる。以前住んでいた頃から知っているスナックのママがいて、この人は本当にケダルイ雰囲気を持っている。この前2年ぶりに会ったら、老化と共にケダルサが増していてた。

いろいろな人がいる。

 

午後は、辞めた会社のスタッフの結婚式だということで列席することになった。その会社の日本人達とは一緒の車に乗ることは出来ないので、現地スタッフのバイクに便乗させてもらい1時間くらいかけて会場へ向かう予定となっている。こっちの時間の読みはたいてい間違っているので、おそらく1時間30分はかかるだろう。

バイクタクシーが好きだからって、さすがに辛い。けども、私のことを心配してくれてバイクに乗せてくれるのでありがたく頼らせてもらう。でも1時間超えは苦しいぞ。列席しなければ解決する話だけど、そうもいかない事情もある。

辛い経験をすればする程これからの人生が豊かになるよ、ていう恩師からの言葉を信じて、今日一日も乗り越えるしかない。辛いことや不条理なことも笑いに変えられる人間になりたい。

 

とりあえず、ヘルメットを買いに出かけよう。

 

 

Motorbike

辞めた会社の社長の奥さんの紹介で新しい仕事(仕事といってもアルバイト)が始まった。今日はお金にならない仕事だったけど、この国でのスタートアップに繋がる仕事。

会社にいる日本人2人と知り合った。女性と男性。女性は30代後半の社員。もう一人は60代くらいのおじさまで、本業は日系企業の幹部みたいなことをしているアルバイト、らしい。帰り、おじさんのバイクで近所まで送ってもらった。今年で在住7年目になるらしくバイクで40分かけて通勤をしているらしい。無免許でオッケーとのこと。捕まったら、1000円くらい渡せば許してくれる、らしい。

引っ越し出来るか分からないけど、落ち着いたらバイク買おう。

Wallet

中心部にあるカメラ機材通りに行って、beikeってところの三脚を買った。720000ドンなので3600円くらい。買うならもっと良いものが欲しいけど、お財布の都合もあるしすぐに必要だから買ってしまった。

こっちの物価を考えると、3600円って1週間は贅沢して暮らせる生活費(家賃別)。日本だったら、大手居酒屋チェーンレベルの一回の飲み放題コースくらい?映画2本観るくらい?三脚を買いに往復バスをつかったけど、往復で12000ドンなので60円。