Funeral

久々の更新。

 

一昨日の24:00、トランペットと太鼓とお経の爆音が斜めむかえの家から聞こえてきた。この国のお葬式が派手だという事は知っていたので、お通夜なんだろうと想像がついた。故人に申し訳ないので、うるせーよ!と、怒りきれないもどかしさを抱えたまま眠りについた。

翌朝6:25、また同じ爆音が響き渡る。軍歌に似た士気を鼓舞ような音楽で、それに合わせてマイクを使い坊さんがお経を唱えている。ゴンチチの世界の快適音楽セレクションに出てきそうな、めずらしい宗教音楽。

日本の仏教でこういうのがあるかどうか考えてみた。実家のある地域では、「おしょうや」と呼ばれるものがあって(曹洞宗)、その中の儀式に近所のご老人それも女性たちが鐘をたたきながら宗教唄を歌う風習がある。これと同じようなものなんだろうかと思った。けれども、近所迷惑の甚だしさは比べものにならない。

そして最終日、この国の仏教徒のお葬式のフィナーレは、白装束を纏った親族達が霊柩車と思われるデコラティブなオープンカーに乗ってお寺かどこかへ繰り出す。

 

寺山修司的映画の世界を現実で行っているこの国、、、に住んでもうすぐ4ヶ月が経過だな〜〜〜。