Stranger

昨日はこの国の友達とその友達が集まっての夕食会があった。日本人は私ひとりと、他に外国人は友達の友達のパートナーの60歳のアメリカ人男性だけだった。他5人はこの国の人。すっごい盛り上がっているが、現地の言葉が分かららず会話に入れないので、アメリカ人のおじさんと話をする。

ヴァージニア出身のその男性。7年前、アメリカでの仕事や生活に疲れ、国を飛び出しアジアを放浪、そして辿り着いたのがこの国だったらしい。そうやってこの国の女性と知り合ってずっと一緒に暮らしているのだと。国には3人の息子もいて、年に数回は帰国しているらしい。仕事は元テレビ関係でパートナーの女性はこの国の女優、らしい。

日本へも行った事があるそうで、街は清潔でトイレにはボタンが沢山あって驚いた、と言っていた。けれどもシンガポールと同様に物価が高すぎて住めないらしい。そんな彼の一押しは中国なんだと。前にもどっかでアメリカ人と話をした時に、上海isベストって言っていたのを思い出した。結局は物価も安くて常に温暖で食事もおいしいこの国にやってきて、女性と出会ったことで住むようになったみたい。今は、英会話の講師をして慎ましく暮らしているらしい。

といっても、話をしてくとこの国の7区に住みたいって言っていた。7区は外国人が多く住む場所で1000ドルくらいで素晴らしい部屋に住めて、街は綺麗で素敵なレストランがあってとっても良いんです。ということだった。

 

我々が座る席の両隣には、ものすごい量のアルコールを飲んで何やらビジネス話に花を咲かせている30代後半か40代のエネルギッシュな日本人男性グループ。もう一方は現地の若くてかわいい女の子達と騒いでいる若い韓国人男性グループ。双方、とてもはしゃいでる。

 

お店を出ると雨が上がっていた。そして通りには、遊び足りない外国人たちがいた。