Hierarchie

この国の高島屋にポールが入っている。パルミエとミートパイ?とハード系の大きな3日間は食べきるのにかかるパンを買って800円以内だった。日本でこれだけ買ったら1000円超えはする.。この国の物価からしたらローカルグルメで外食3回分して3日分食べれる額なので、贅沢しすぎた感はある。適当な安い物にお金をかけてその物を手に入れるか、消えてしまうけど少しいい食べ物にお金をかけるか。

 

とは言っても、貧富の差が甚だしい。

 

私の住むアパートは中心部と空港の間に位置している。外国人も住んでいる閑静な住宅街であり、周辺は地元っ子が行く露天の食堂や飲み屋が沢山ある場所。

大家家族は皆英語が出来る。ちなみにこのアパート兼ホテルは、私以外に4人の日本人が住んでいるらしい。他にも物件を持っているようで、固定収入は日本円で月収30万円以上はあるはずなので、こちらの国からしたら裕福で家賃収入だけで余裕で食べてける。

このアパートには掃除洗濯をしてくれるスタッフもいる。そのスタッフはおそらく10代の女の子2人。住み込みで働いていると思う。他にフロントの男の子2人、彼らもまだ若くて年齢は18から22くらいに見える。スタッフ達、給料は1ヶ月2万円程だろうか、もっと少ないかもしれない。

大家家族とスタッフとの見た目の違いといえば、肌の色と体格差だろう。インドはあからさまに肌の色の濃さとカーストの優劣が比例していたので、この国も同じな気がする。また肌の色が白い事が良いとされる文化でもあるわけで。スタッフ達は純粋なこの国の民族か戦争時に移民としてやってきたカンボジア系か。

大家のママと話をした時に、アメリカに居た事があると話していた。ママの年齢からして、ボートピープルんじゃないか?時代に翻弄された哀しい人たちでもあるが、今はそれがこの国で良い暮らしをするきっかけとなったのもの事実であるわけで複雑だ。そうなると、本当にアメリカは色々な人種を受け入れて、アメリカを離れてもその恩恵を享受できる素晴らしい国といえるのかもしれませんね。