Language

明け方2時に目が覚めた。宿泊先の同じフロアのどこかの部屋から、爆音で音楽がかかっている。外はバイクの群れが過ぎ去り、静けさを取り戻しているっていうのに、建物内はよくわからないローカル音楽がズシズシ鳴り響く。言葉が通じないのでフロントにもお客にも苦情が言えない。

会社の日本人2人はこっちの女性と結婚をしている。日本人達は現地の言葉はほとんど話せず、女性達もカッタコトの日本語しか話せない。おそらくお互いに英会話も出来ない。愛に言葉なんていらない、とか云うらしいけども、私は言葉が通じた方がいい。言葉が通じる仲でさえも、会話から誤解が生まれる事もあるので、言葉が通じないともっと誤解が生まれやすくなるのではないかと思う。通じないなりの妥協もあるだろうけれど、そういうのが出来ない性格だったら相手に説明できないもどかしさでいっぱいになって、結局はくたびれてしまわないだろうか。

言い合える仲はありがたい。意見をぶつけて気まずくなったら、一度落ち着いて、また話し合えばいいのだから。